株式投資の2大投資法とは

デイトレードをはじめて半年ほど経つが、最近になってようやく勝てるタイミングの売買がわかってきた。
はじめた頃は何の根拠もなく適当に買い、買うと下がる、売ると上がるという負のスパイラルに陥っていた。
そのころは運がないと思っていたのだが、実はそうでもないことが最近になってようやくわかってきたのだ。
いうまでもなくチャートと板だ。
チャートはデッドクロスやゴールデンクロスは特に重要で、また、25日線や5日線などの指示線局面でも威力を大いに発揮する。
もちろん、下落局面で25日線を突き破り、そのままナイアガラという事もあるが、人気銘柄などでは反発する事も多くみられる。
25線を割った場合は、5日線とのデッドクロスに注意しなければならいので、クロス付近に逆指値を入れておく事は必須といえるだろう。
一度デッドクロスを向かえたら、その後の反発でゴールデンクロスも狙える。
その場合は、ゴールデンクロスを少し超えるラインに逆指値買いを入れておくのも有効だ。

チャート以外に超有効な投資法

1.アンダーオーバー理論

私が最近重要視しているものは、チャートよりも板を重要視する事が多い。
板は買いがアンダーで売りがオーバーとなっており、通常はオーバーの方が多いのが普通だ。
しかし、買い圧力が強まると、アンダーがオーバーを逆転する現象が発生し、板が強い事を受け、さらに買い圧力が強くなる。
こういう時は、黙って買いだ。
そして、肝心なのが売り時となるが、これも値がある程度高くなってくると、今度はオーバーが逆転する。
この時が売りのサインとなり、実際に下落する事が多い。
ただ、その後再び買いが強くなる事もあるので、材料の強弱で判断するのが良いだろう。

板状況による売買を、アンダーオーバー理論と呼んでいるが、銘柄によっては通用しない場合もあるので注意が必要だ。
アンダーオーバー理論を完璧なものにするには、普段から各銘柄の板を眺め、覚えておく必要がある。
例えば、普段はオーバー3に対し、アンダーが1の銘柄があったとする。
この銘柄が、アンダーがオーバーを上回った場合は、文句なしに買いである。
この法則に当てはまる私の監視銘柄では、マイクロニクス・日本通信・DDS・ホットリンク・アプリックス等がある。
特にマイクロ・日本通信・DDSといった、宗教銘柄といわれる銘柄は、この理論は絶大だ。

尚、ほとんどの銘柄でこの技は通用するが、空売りが多い銘柄では低い株価で買戻しの指値が大量に入る事があり、このような場合には通用しない。
一時機の星光PMCやカイオムなどがそうであった。

2.増担解除投資法
この投資法は極めて勝率が高い投資法である。
ただし、人気銘柄でないと通用しない事が多いので、そこははじめからことわっておきたい。
増担(ましたん)とは、信用取引における現金委託証拠金率の割り増しの事である。
通常、特に規制がなければ、信用取引における現金委託証拠金率は30%だが、相場が過熱し、一定の条件を満たしてしまうと、この比率が50%・70%と引き上げられるものだ。
70%の規制を、「増増担」(マシマシタン)という。
規制が入ると普段少ない資金で投資をしている個人投資家の買いが少なくなり、買い圧力が低迷する傾向にある。
人気銘柄の場合、50%ならそのまま上げていく事があるが、さすがに70%となるとかなりきつい。
ところが、この規制を利用し、かなりの勝率を挙げられる方法があるのだ。
株価が既成解除県圏内に入ったら、5日目の引け後に規制解除となるので、解除前日に仕込むのがベストの選択となる。

ただし、規制解除投資法は人気銘柄でないと通用しない部分もあるので注意が必要だ。
現在で言うとさきほど挙げた宗教銘柄3銘柄と、他にはミクシィといったところか。
規制解除投資法は人気銘柄なので、解除後はすぐに再規制となる場合がある。
そうなれば再び解除を狙った投資法が可能となる。
規制解除を狙うには、解除条件の仕組みを詳しく知っておく必要があるので、後ほど詳しく説明したいと思う。

私自身、株はド素人である。
今回取り上げるアンダーオーバー理論と増担解除投資法は、何年もこの世界にいる人たちから見ればおままごとに見えるのかもしれない。
しかし、これから株をはじめる人、あるいは、まだはじめて間もない人には、きっとお役に立てる方法だと思うので、ぜひお試し頂ければと思う次第である。

※こちらでご紹介する投資法は、あくまでも一般論であり、確実に勝てる事を保障するものではありません。
株式投資は、自己責任でお願い致します。